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麗鹿

業種
​拠点

ジビエ加工・販売
​大分県中津市

課題・依頼の背景

クライアントは、これまでジビエの狩猟・解体・販売に携わっていたが、独立に際して「新しいブランドの顔」となるロゴとホームページに困っていました。

また、ジビエ業界では「人が食べる部分は売れるが、骨や過食部は廃棄されてしまう」という課題があり、それらを最大限活用するためにペット用ジャーキーの新ブランド立ち上げを決意しました。

Image by Marita Kavelashvili

UMIJINのアプローチ

依頼者とは元々知り合いであったことから、事業の背景や思いを丁寧にヒアリング。
「自然」「地域性」「命の循環」をキーワードに、ブランドの世界観をロゴに落とし込むことを重視しました。

デザインコンセプト

麗鹿のロゴは、まず一目でブランド名が伝わることを大切にしました。大きく配置した「麗鹿」の文字には、自然の不均一さを感じさせる「秀英にじみ明朝」を用い、ジビエという生き物と向き合う事業にふさわしい温かみと力強さを込めています。色は、肉の赤みや命の重さを象徴する深い赤を選び、見る人に生命の存在感を感じてもらえるようにしました。

中央には、ブランドの象徴であり主力商品ともなる鹿の姿を配置しました。シンプルなシルエットながらも凛とした立ち姿は、自然の厳しさと尊さを同時に表現しています。さらに、文字の上には山を模したモチーフを添え、左上には「大分」の印をあしらうことで、地域性と日本らしい精神性を込めました。

このロゴは、単なる記号ではなく「自然と人との関わり」「命を無駄にしない循環」「地域の誇り」を可視化したものです。特に、パッケージのステッカーとして使用される場面を想定し、シンプルな記号性よりも、ブランドの世界観が伝わる物語性を重視しました。ロゴを見るだけで、麗鹿が大切にしている想いや背景がにじみ出るようなデザインを目指しました。

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